Vol.15 2003.11.28
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愛産大工高の情報をお届けします。 発行部数:154部
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目次
 

1.学校行事予定
2.各学年の様子
3.生徒会便り
4.トピックス

 
行事予定
6日(土) 保護者役員会
一部生徒出校「学習会」
(2年生)
9日(火)〜
12日(金)
期末試験
15日(月)〜
19日(金)
短縮授業
17日(水)〜
19日(金)
一部生徒懇談会(2年生)
22日(月) 終業式

1学年
≫資格・検定取得に向けて

●11月17日(月)電子科・電気科生徒が、計算技術検定3級に挑戦し、215名が合格し、合格率も96.0%と好成績を残してくれた。

●11月24日(月)機械科生徒が危険物取扱者乙種第4類を受験。結果が待たれる。

第2種電気工事士試験では83名が合格し、本校日本一に大きく貢献した、電子科・電気科生徒が、次なる計算技術検定3級に挑戦しました。連日の放課後の講習に加え、早朝や放課など寸暇を惜しんでの取り組みが行われてきました。その甲斐あって11月17日(月)に行われた検定試験の結果、215名が合格を果たし、合格率も96.0%と高く、喜びの声が教室に響きました。

一方、危険物取扱者乙種第4類合格を目標に4月から取り組んできた機械科生徒は、10月末からは模擬試験を中心に連日の放課後講習を行い、ラストスパートをかけました。そして、11月24日(月)名古屋工学院専門学校を会場に試験日を迎え、緊張の面持ちで会場へ足を運ぶ生徒たちでしたが、必ずや講習の成果を発揮してくれたことと思います。合格の朗報が待たれます。

1月19日(月)には、1年生全員が受験となる、情報技術検定3級試験があり、今後も資格取得への取り組みは続く1年生ですが、合否の喜びや悔しさが、今後の意欲に変わってくれることを願ってやみません。ガンバレ1年生。

2学年
≫進路を考える〜職業講話の開催〜

●来年の進路決定を前に、職業講話が去る11月11日(月)の一時限目に開催された。講師の大同特殊鋼技術学園・学園長の松原光三氏から「社会で求められる人材」についての話をうかがう貴重な機会となった。


「職業講話 概要」

講師…大同特殊鋼技術学園・学園長:松原 光三氏(53)
   仕事は現在、社員4000人と新卒60人に向けた社内教育担当。
   「身体・心・腕・頭」を鍛えるのが大切である。

1.世の中の様子
   
(1) 世の中を一文字で表現・・・一昨年「戦」、昨年「帰」今年は?
   
(2) 完全失業者は日本に360万人。これは、愛知県の人口の二分の一、名古屋市のほぼ人口にあたる数。リストラによる不景気。交通事故死年間1万、自殺は3万人。困難に立ち向かう勇気。
   
(3) 全国の内定率72,8%、愛知県85,7%。東北は就職希望者一人に0,5社、沖縄は37%にとどまっている。
   
(4) 不景気・リストラ・・・「賃金が高い日本」
日本を100とすると、イギリス85・ドイツ81・米70・韓国30〜40、中国では3(日本の3パーセント9000円の月給)
   
(5) 特殊鋼でもリストラではなく採用人員を抑えて3年で1000人を削減。成果主義の波。

2.求める人材とは
   
(1) 「人材」を採用して「人財」(企業にとっての財産)にする。
良くないのは「人在」・・・単に居るだけの人。
最悪は「人罪」・・・居ることがマイナスになる人。退職のススメ。
技術学園では富士登山・・・「耐えることを学ぶ」大切さ。
「耐える」とは、勉強・部活動・・・何でも良い。耐える心なき者は「すぐに切れる」人になる。
   
(2) 少数精鋭とは「一人の能力を高める努力」。T字型の人材(一専多能・・・一つの専門技術と多くの能力)。H型は優秀(アセンブリー型・・・人と人をつなぐことのできる人材)

3.望むこと
   
(1) 勉強する理由・・・チャンスを広げるため。チャンスは音もなく訪れ、人によっては気づかない。心構え。
   
(2) 友人をつくること・・・親友・信友・心友。
   
(3) プラス思考(陽転思考)・・・コップに水が半分(しかない・もある)による発想の違い。
「昨日と友人は変えられないが、明日と自分は変えられる」
   
(4) VSOPの人になれ
V・・・Vitality(生命力・気力・元気さ)
S・・・Speciality(専門性・専門技術・そのひとしかできない仕事)
O・・・Originality(独創性・その人ならではの仕事)
P・・・Personality(人間性・円満な人格・人と調和できること)
明るく・素直で・元気あり・健康な人が採用基準。
「人の話を聞けない人」は、文句なく不合格。"

●「欠席・遅刻をなくそう」との呼びかけで、先日、発行した学年通信には保護者から様々な感想が寄せられました。今回は、その一部を紹介します。

(1) 遅刻でも就職に影響するのでしょうか。(機械科 Eさん)
  遅刻は欠席と同様に、その人の真面目さをはかる目安です。もちろん、校内での選考に大きく影響します。しかし、遅刻の数が年を追うごとに減少の傾向にある人やゼロになる人は、受け取る側も印象が違ってきます。

(2) 昔は欠席はしないというのが常識であったと思う。クラスで外れた者も欠席はほとんどなかった。時代の流れと言えばそれまでだが、社会では通用しないと思う。上の子が高校を出て就職したが、人・クラブ活動・欠席日数・成績を見ていると感ずる。今は人間性を求めている。すなわち、常識であることを確実に行っていることである。欠席を安易に考えている者が多いようであるが・・・中略・・・学校は何のために来ているのか、遊びに来ているなら早く就職したほうが良いのではと思う。最低限の常識を行えない者は。(機械科 Kさん)
  時間に遅れずに来るというのが「普通」といえる空気が確かに以前はあったものです。学校教育の機関が、生徒にいい加減な甘えの構造を醸成する場であってはならないと考えます。

(3) 我が家では、体調がひどく悪くない限り、学校や会社は休まないのが当たり前だと教えています。・・・略 (機械科 Kさん)
  ご家庭での教育に間違いはないと思います。正しいことは敢然と子どもに示す強さが求められる時代かもしれません。

(4) 欠席・遅刻等については、社会生活の基本だと思います。自分も社会の中で働いていますので、よくわかります。本人にも意見を聞きましたが「当然」という言葉が返ってきました。・・・略 (機械科 Hさん)
  遅刻・欠席をしないのが「当然」と胸を張れる生活は、他者にとってもすがすがしいものです。きっと、部活動や資格の取得でも成果を発揮してくれていることでしょう。

(5) 健康管理は大切だし、精神のコントロールも、社会に出てからも同じくらい大切な部分であると感じている。・・・中略・・・全体的に恵まれた環境の中で生活しているためにハングリーな部分が少し欠けているように思う。・・・略 (電子科 Kさん)
  常に満足していないところに次への意欲が生まれます。携帯電話にブランドの財布・・・。おっしゃる通り「ハングリーな精神」は大切なものです。

(6) 非常にあたりまえのこと。特にこれといって意見はありませんが、息子には欠席の原因になりそうなことはさせないようにしています。(電子科 Kさん)
  「欠席の原因となることはさせない」というご家庭での指導はありがたいものです。体調不良には原因があるもの。よく見つめることが第一の防止策になります。

(7) 欠席については、いつも気にしていますが、熱が出ると本人のことはもちろん、欠席すれば、まわりの人にも迷惑がかかると思い、どうしても欠席せざるを得ません。皆さん、どの程度まで欠席されているのでしょうか。(電子科 Nさん)
  毎日、欠席は学年450名でひとケタです。ひとクラスに一人いるかいないかです。三年間の無遅刻・無欠席・無早退は毎年、100名を数えます。

(8) お陰さまで入学以来、欠席することなく、がんばってくれておりますので今後とも、身体に気をつけて卒業まで、がんばってほしいと思います。・・・中略・・・朝もきちんと起きて、朝食をとって出かけます。これからも規則正しい生活が送れますように努力してほしいと思います。(電子科 Mさん)
  最近、朝食をとらずに登校する生徒が増加しています。授業への集中力に影響しますので、必ず食事のできる余裕がほしいものです。

(9) 人は生身の身体ですので、欠席がゼロということはありえないと思いますが、健康管理次第で、ゼロにすることは可能だと思います。私の息子も一年生のときは欠席が多かったので、親子で健康管理には努力しました。結果、今年度は欠席日数が少ないと思います。・・・中略・・・健康管理は人生の中でとても大切なことだと思います。(電子科 Mさん)
  親と子で取り組んでいただく視点は大切だと思います。さまざまな体質の生徒がいますので、一様ではありません。ともに解決いただき、ありがたく存じます。

(10) 欠席の有無については、本人の自覚が最大と言えると思いますが、やはり、家庭・学校でも難しい年代の子どもたちに対し、いろいろな面で気を配り学校に行き易い、家庭に居易い環境づくりも大切だと思います。(電気科 I さん)
  環境づくりは、親・教師がはたすべき重要な課題です。同時に、本人も努力を継続する中で満足感・達成感を見つけようとする心構えが必要です。全てが整ってなくとも、不満を口にするより先に「自分にできることは何か」を考えて実行する力を育みたいものです。

(11) 「欠席(勤)しない」「遅刻しない」は社会人として、必ず守らなくてはならない社会のルールだと思います。守らなければ、その人の信用はなくなります。・・・略(電気科 Kさん)

(12) 欠席の件については以前から、子どもが話しており、しかも何人かの生徒がいると聞いて驚いています。そのようなお子さんは、小学校・中学校はどうしていたのでしょうか。その頃からきざしはあったのでしょうか。「もう高校生なんだから本人に任せる」なんて思っている親御さんさんがみえるのでしょうか。私も、何度かそう思ったことがありました。でも、放ってはおけません。親だから・・・。社会的な最低限のルールを教えていくのは親の役目ではないかと思います。・・・略 (電気科 Nさん)
  社会での最低限のルールをいかに理解して生活してもらえるのかが問題です。家庭で既に素養を蓄えている場合も、そうではない場合もあるのが実状です。家庭と学校が一体となって、解決にあたるのが最善策です。

(13) ・・・略 「こんにちはー」と心が洗われるような生徒たちの挨拶がたくさん飛び交う同じ高校の生徒の話しとは思えません。高校から合格通知が届いた時の喜びや希望を思い出し、当たり前のことを当たり前に、出来ることからコツコツとやっていってほしいと思います。(電気科 Yさん)
  「初心忘るべからず」という言葉が思い当たります。毎日の小さな変化を気に掛けることから始まります。本校では、小さな服装の乱れでも、必ず注意しています。

(14) 夏休みに休みぐせがつき、遅刻が多くなってしまいました。資格を取るようにと言っているのですが、本人がやる気になってくれません。学校へ行ってくれるだけでホッとしている次第です。(機械科 Tさん)
  残念ながら、そういうご家庭のあることも承知しています。しかし、望みはあくまでも高く、期待していることを本人に告げてください。ご家庭での「失望」は、本人にも伝わるものです。

3学年
≫母校の恩師へ進路報告
秋の母校訪問が3年生96名により11月5日から11月20日まで実施された。中学校の恩師の先生方に卒業後の進路や近況を報告した。

春に引き続き行なわれた今回の母校訪問では、96名の3年生がそれぞれ代表者として母校の中学校を訪問し、卒業後の進路を中心とした近況報告を行なった。
 11月18日母校を訪問した及川君(加木屋中学校出身)は、「校長先生を始め4人の先生とお話をすることが出来ました。在校生の近況について話をし、また自分の進路について就職が内定した事を伝えました。3年次の担任の先生からは「就職難の時に希望の会社から採用内定が出て良かったね。辛い事も色々あるだろうけど決して辞めないように。」と声をかけていただきとても嬉しかった。いろいろな人が僕を応援してくれているのが改めて良く分かりました。」と笑顔で語ってくれた。

≫安全への新たなる決意
指定自動車学校の入校が11月1日から始まった。事前アンケートによると246名(在籍数の53%)が、卒業までに普通自動車運転免許証を取得したいと考えている。

指定自動車学校による普通自動車運転免許取得教習が11月1日から始まった。誕生日の約1ヶ月前と進路の決定が入校の条件ということで、生徒から「もっと早く生まれていれば車校に行けるのに」という声が聞こえてくる。また東別院前には下校時刻ともなると各自動車学校の送迎バスが止まり、生徒が我先にと駆け足で乗り込む風景が見かけられる。高校への登校にもこれぐらい急いで、元気良く来てくれれば嬉しいのだが・・・と思う。
 11月20日までに109名の生徒が指定自動車学校に入校をした。これからは交通事故の加害者にもなりかねない。自動車学校で習う「右よし、左よし、音よし」の目配りと同様、気配りも含め今後の両学校生活を送ってもらいたいものである。

≫講話「年金」について
11月17日(月)一限目のロング・タイムを利用し、愛知県社会保険事務局から講師を招き「公的年金制度について」のセミナーが実施された。

「公的年金制度について」愛知県社会保険事務局から安藤・鈴木両氏をお招きし公的年金とは?社会保険とは?など易しく話をしていただいた。今回講話していただいた安藤氏は、元公立高校の校長先生ということで、教員時代のエピソード、プライベートな話等も交え説明をしていただけた。セミナー後の生徒アンケートにも「今回のような年金教室を今後も続けて欲しい」という声が多くあり、また、「年金制度は必要か」という問いに、「大人が年金払ってないんじゃない?なんで僕達が払わなければいけないの?」という耳の痛い声もあった。

【委員会活動紹介  その2 〜図書委員会〜】
各クラス2名からなる図書委員は、図書室の管理・運営をおもな仕事として活動をしています。

各クラス2名、68名の図書委員は、毎日6名が当番として図書室で活動しています。司書の先生を助け、図書の貸し出しや返却を行ったり、書架の整理や室内の風紀維持などを行っています。また、「図書だより」を発行し図書室の利用を呼びかけることも大切な仕事です。特に11月は月訓が「読書」ということもあってクラスでの図書の利用を促す呼びかけは特に力が入りました。おかげで貸し出し図書数が大きく伸びました。

≫「われら青春」・・・部活動の紹介
【囲碁部 愛知県を制す】

11月に開催された愛知県私学囲碁大会の団体戦で並み居る強豪を抑えて、見事、優勝を果たした。

近年、囲碁はテレビアニメ「ヒカルの碁」のPRもあり、人気は急上昇し、今や ブームとなっている。本校も、その影響を受け2・3年生部員8名に対し、新 入部員が17名と殺到し、総人数25名で活動中である。中でも、一年生の 吉田亮君は将来が期待される実力の持ち主で、新入生ながら同じく一年 生の池田暁洋君とともに部の中心となっている。
 吉田亮君は、先の10月に開催された県高校囲碁選手権大会(個人選)で ベスト16に入り、2段位を取得した。また、11月に行われた愛知県私学囲 碁大会でも、個人選・準優勝に輝いたほか、団体戦では、総合優勝につな げる原動力になった。

文科系の部活動は、運動系の試合のように「華やかさ」や「見せ場」に乏し いかもしれない。しかし、活動にかける情熱は運動系部活動に少しも遅れ をとることはない。むしろ、静かに燃える闘志は他を寄せつけない鋭ささえ 感じられるのだ。囲碁の競技人口が増え、参加学校数も飛躍的に増加し ている昨今、今回の愛知県制覇・総合優勝を素直に喜びたい気持ちでい っぱいである。

今後とも「創部30年の歴史」に恥じることなく、研鑚を積んで「礼儀を重ん じる」囲碁本来の姿を念頭に置きながら、25名の部員ともども愛知県一位 の誇りを胸に活動する所存です。

(囲碁部顧問:栗木)

平成15年度第2種電気工事士合格者数
高校日本一に輝く

≫第2種電気工事士合格者数高校日本一
先月のESPLANADEで紹介した第2種電気工事士の合格者数の高校ランキングが、専門誌「工事と受験」11月号に発表された。本校の合格者159名が全国の高校の頂点になった。「生徒の努力の結果だ」と電気科主任の塩屋先生はこの結果を振り返る。とくに入学も間もない1年生の頑張りは賞賛に値する。合格者の内訳は1年83名、2年60名、3年16名となっており、資格取得に対する積極的な本校の取り組みが実を結んだ。

見事!第51回愛知県私学弁論大会1位電気科3年西村隆寛君
≫愛知県私学弁論大会1位

平成15年11月12日(水)江南市民会館大ホールで、第51回私学弁論大会が開催された。高校の部に参加した電気科3年西村隆寛君は、演題「絆〜橘座」で見事参加27名の頂点に立った。1位となった感想を尋ねると、「二学期の始めで、就職活動と並行しての原稿作成など、目の回るほどの忙しさだった。多くの先生方の指導のお陰です。」と話してくれた。就職活動も無事に株式会社トーエネックに内定している。
 本校としては昨年の3
位に続き、今年も朗報が続いた。

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