【求人増も人材厳選時代】
本校の学校紹介就職希望者223名は全員内定した。今春卒業する高校生の就職内定率は、景気回復の後を追って、ようやく最悪期は脱した感がある。だが、就職の現場では高校生にも派遣など正社員ではない雇用形態の求人増加傾向が多く見受けられる。いまだ本校はその余波を受けていないが、将来的には深刻な問題として憂慮しなければならないだろう。
伝統とその教育理念、更に東海地域という利点から自動車産業、液晶関連企業と好調な分野に大きく寄与しているのが現状である。これら好環境に甘んじ視野を狭めた分野に陥らず、日頃から自己の向上を目指した研鑽を怠ることなく、一歩一歩、着実な歩みをしたいものである。
また企業の姿勢が一層厳しくなる様相が窺える。全国940社を調査した結果では、約七割が05年の新規採用については「採用数に満たなくても求める人材レベルは下げない」と回答しており、求人回復は必ずしも「入りやすさ」につながっていない。製造業を中心に採用意欲は増しているが、今まで以上に慎重に人材を見極める状況と言える。学力はもちろんのことだがコミュニケーション能力の高さなど厳選する姿勢が強まっているなか、一層の奮起を促したい。
(進路指導室長:水野)
【門戸広がる大学入試】
今年の3年生の進学希望者は、就職戦線に明るさがみえはじめたこともあり、442名中189名(進学率42.8%)と昨年(54.7%)を大きく下回りました。(11.9%減)。
本学園の愛知産業大学・名古屋法律経済専門学校へ優先入学できる内部推薦(検定料及び入学金免除の特典がある)では愛産大29名・名経専4名が合格しました。また、指定校枠は四大41校・短大8校・専門学校21校と増え、一般推薦、スポーツ推薦は勿論のこと専門高校推薦、有資格推薦、AO入試(アドミッション・オフィス)や自己推薦制度あるいは、新設校・学部学科増など進学希望者には門戸が広がり、本学園内部推薦も含め1月末現在、四大83名(愛知産業大学(34),愛知工科大学(7),大同工業大学(5),愛知工業大学(4),東海学園大学(4),中部大学(3),朝日大学(3),金沢工業大学(3),名古屋経済大学(3),名古屋学院大学(2),名古屋産業大学(2),その他(13))、短大12名(愛知工科大学短期大学部(7),中日本自動車短期大学(2),その他(3))、専門学校86名(名古屋工学院専(12),名古屋法律経済専(4),名古屋美容専(3),あいち建築デザイン専(3),あいち福祉医療専
(2),その他(62))の計181名が進路を決定しました。
なお、進学希望者に対しては、2年次より国語・数学・英語の進学ゼミを授業後開講や業者の基礎学力テスト・小論文テスト実施、進学説明会実施、あるいは、オープンキャンパス・体験入学参加のなどの指導をしてきた成果がでました。
しかし、いかに受験生を取り巻く制度・形態が変容したとしても、高等学校までの基礎学力の上に成り立つのが大学の学問追究であるはずです。学ぶことへの意欲を大切にして、人生の貴重な四年間を費やすに足る十分な目的を持って入学してほしいものです。
(進学主任・豊島)
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