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1学年
【433名の新1年生 それぞれの充実】
《5月12日(木)、本校舎2階・図書室の風景より》
「図書室の利用の仕方はわかりましたか?」「はい」と元気な返事は1年生だ。貸出し図書の低迷を受けて、1年生の国語の時間を割いて利用指導をすることに今年度からなった。図書の貸出し手続き、配架の手順と決まりなど、司書担当者からの説明も受けた。調査によると、1年生の8割程度が、これまでに何らかの方法で「朝の読書」を経験しているという。5月に入って、休み時間と放課時間を利用して、図書室への入室が増えている。それも1年生がしめる色のネクタイ姿が大半だ。
元気に登校。元気に読書。3年間の充実を約束する合言葉にしたい。
《5月17日(火)、本校舎4階・第2体育館前の風景より》
中間試験一週間前とあって、クラスでは担任から試験の時間割が発表された。「高校に入学して初めての定期テストです。みんな良いスタートをきりましょう」と担任。初々しい生徒たちの姿勢は良く、背筋がピンと伸びている。5月の空のようにすがすがしい一日の始まり。教科の先生が入室されると「お願いします」と元気な声が教室に響く。一般教科に専門科目、
6時限の授業が終わると15:20だ。しかし、計算技術の検定試験を1ヵ月後に控えている1年生にとって、ゆっくりと休む暇なく講習(7時限目)がスタートする。コツコツと電卓をたたく音は軽快で生徒らは疲れを知らないかのようだ。一生懸命な新入生には、忙しく過ぎる一日が良く似合う。
《5月27日(金)、校舎前・中庭の風景より》
2限目終了のチャイムが鳴ると全身から脱力。長かった中間試験との闘いの終了だ。これで思う存分、部活動に友人との語らいに時間を費やせる。バスケットボール部のA君は、試験中も7時からの早朝練習を欠かさなかった。「部活動が原因で成績不振と言われたくありません」と勉強にも手を抜くことを知らない。文武両道のA君だが、今日ばかりは、午後の練習がない。全校生徒による母校訪問を実施する日なのだ。
出身中学ごとに集まって、上級生の先導のもと、母校に赴く。母校といっても、A君にとって、ついこの間卒業したばかり。土産話は何だろう。
愛産大学工業高校バスケットボール部員の誇りを携えて出かけたことは確かなようだ。
《5月30日(月)、柔道場の練習風景より》
犬山市から通学するB君は、小柄な体格ながらも柔道部にとびこんだ。中学校までは卓球部で「恥ずかしがりや」を自称する彼の学校生活は、いつもイキイキしている。入部のきっかけは、高校生になって、何か自分の中で変革がほしかったことが一番。次に、新入生歓迎会で見た先輩方の模範演技がすばらしくて感動したこと。この2つが道場の門を叩かせた理由だと言う。「一生に二度と来ない高校生活。迷いはありませんでした」と実にすがすがしい。
柔道部は、朝早く集合して1年生全員で畳をぞうきんがけすることが伝統になっている。部訓にある「礼に始まり礼に終わる」という言葉どおり、身体も心も磨こうというのが、部員に浸透しているのだ。昨年度も、県大会に出場を果たし、その実力は急上昇中の部活動である。
B君は、秋の新人戦を目標に柔(やわら)の道を一直線にまい進してくれるはずだ。
彼の奮闘ぶりは、クラスの多くの生徒に伝わり、毎日の活力を生み出してくれるに違いない。 |