Vol.42 2006.2.28

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愛産大工高の情報をお届けします。 発行部数:309部
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目次
 

1.学校行事予定
2.Dig Into 記念日
3.各学年の様子
4.生徒会便り
5.トピックス

 
行事予定
3月 1日(水) 期末試験(3月7日まで)
8日(水) 休業日・追試験・行事補充
9日(木) 3時間短縮授業・追試験
14日(火) 休業日・追試験
15日(水) 休業日・追試験
17日(金) 修了式
21日(火) 春分の日
25日(土) 新入生説明会(午前:機械科、午後:電子電気科)

【3月27日は利休忌】

 利休忌とは、侘(わ)び茶を完成させた茶聖、千宗易利休居士(せんそうえきりきゅうこじ)の命日であり、茶道を学ぶ者にとっては最も大切な一日である。旧暦によれば、2月28日であるが、今日では3月27日(表千家)、3月28日(裏千家)がこれにあたる。茶道は、奈良時代に遣唐使の留学僧が薬用として持ち帰り、平安時代臨済宗の僧である栄西が茶の種、道具一式、点(た)て方を日本に伝えた。次第に僧から公家、武士へと広まり、足利義政の時代にほぼ今日の形となった。

 ここで千利休について触れてみよう。

 千利休は、1522年大阪(和泉の国)堺の豪商・魚屋(ととや)で産まれた。本名は田中與四郎(よしろう)。ちなみに、宗易とは法名、利休は正親町(おおぎまち)天皇の勅許(直々の許し)によって堺・南宗寺の大林宗套(そうとう)から与えられた居士号である。

 17歳から師に就いて茶道の修行を始め、何も削るものがないところまで無駄を省き緊張感を作り出した。そして、「草庵の茶」である侘(わ)び茶をあみだした。

 織田信長が堺を直轄地とした時に、茶道の指南役である茶頭(さどう)として雇われ、信長の死後は豊臣秀吉に仕えた。1585年、北野茶会を主催して大いに手腕を発揮し、秀吉の信任を受けた矢先、秀吉の勘気にふれ、堺に蟄居(ちっきょ)の後、切腹を賜った。   利休の死後、その子、少庵が千家を再興、利休の孫である乞食宗旦(こじきそうたん)が受け継ぎ、その三男宗左が表千家(不審庵)、四男宗室が裏千家(今日庵)、次男宗守が武者小路千家(官休庵かんきゅうあん)の三千家(さんせんけ)を創立した。なお、利休が最後の茶会のために自ら削った茶杓は、『泪(なみだ)』と名づけられ弟子の古田織部(ふるたおりべ)に与えられた。師を慕う古田織部は、茶杓を追筒(おいづつ)に収め位牌代わりに拝んだという。現在、『泪の茶杓』は名古屋の徳川美術館に収蔵されている。

 西欧人からすると、禅や茶道は東洋の神秘と評される。茶は元来、仏道修行者の眠気を覚まし修行を助ける意味で活用された。言い換えれば、茶道は常に仏教とともにあったのだ。長い年月で培われた伝統に基いて今日の茶道が発展を遂げてきた。今日、茶道は、日本人のみならず世界中に広まっている。この、日本の文化、伝統の発展の礎を築いたのが、千利休と言われる。


1学年
【生徒の生徒による、生徒のための生徒会】

立会演説会で紹介される神部君(中央)

 平成18年度の生徒会を担う役員選挙には、3年生の後を継いで1・2年生から11名が立候補した。会長・副会長にそれぞれ1名、書記と会計にそれぞれ2名の計6名が定員である。1年生から立候補したのは4名。いずれもクラスの信任を得て、意欲満々の精鋭である。機械科の植米満(うえよねみつ)君、電気科から神部征矢(じんぶせいや)君と長谷邦央(ながやくにお)君、また、電子科からは栃尾洋太(とちおようた)君である。

 2月13日(月)1限目のLTの時間に、立会演説会が2年生で埋め尽くした第1体育館を会場にして実施され、1年生の各クラスにはテレビ中継された。1年生にとっては、上級生が見守る中での演説に緊張することが懸念されたが、いずれも堂々とした語り口で、生徒会役員への意欲を述べた。即日開票の結果、会長に植君、書記に神部君が2年生を抑えて当選を果たした。

役員選挙で当選した植君(左)と神部君

 見事、立候補初挑戦にして生徒会の頂点の座に就いた植君は、クラスの副ルーム長も務める。学習意欲が旺盛で正義感の強いところがクラスの推薦人を集めた。当選に際して「私たちの学校生活です。主役は私たち。日常のすべてについて見直してみるつもりです。惰性に流されるのではなく、変革すべきところは変えたい。愛産大工業スタイルとは、どのようなものか、みんなで考えます」と早くも、来年度の構想を口にする。

 一方、書記に当選した神部君はクラスの風紀委員を務めてきた。「明朗な性格でクラスでの存在感は抜群」と担任の先生のお墨付き。初めての生徒会に「仕事内容はこれから勉強します。やる気では誰にも負けません。知らないことが多い分、先入観なく目標に突進できます。慣習にはとらわれません」ときっぱり。実に頼もしい生徒会改革プロジェクトリーダー2名の登場である。 

 1年生ながら、上級生を抑えて当選した2名の1年生。落選した2名には、残念であるが、次の機会を待ちたい。選挙戦を終えて、これら4名のチャレンジスピリットに拍手を送りたい。次代を担う若き力には、未知のエネルギーが何より大切なもの。事なかれ主義や大過なくやり過ごす生き方とは対極にある青春の美しさが輝いている。

 もうすぐ2年生。先輩と呼ばれるにふさわしい後ろ姿を4名の立候補者は教えてくれた。

2学年
【職業講話(2月6日(月)第1限目)】
 講師:岩城史憲 氏(名古屋鉄道叶l事課長)
名古屋中公共職業安定所の紹介により、岩城氏に企業が求める人材と社会人の心構えについて講話をいただきました。
(要約)
・就職を考える時、企業の大きさ、業績だけで選ばない。
・会社内で「働きがい・やりがい」を持って満足ができるよう自分から積極的に情報など
 を入手する。チャレンジ精神・最後までやりぬき頑張るといった我慢強さが大切。
・基本的マナー(挨拶・躾・身だしなみなど)を身に付けておくこと。
・人間関係・コミュニケーション能力が必要。

【進路希望調査を実施(2月17日現在)】
 2年生419名中、就職希望者が247名(2年生全体の59.1%)。職種では、輸送用機械を希望する生徒が一番多い。また166名(2年生全体の39.7%)が進学を希望し、四年制大学を志す生徒が66名という結果となりました。(その他として、就職し夜間の大学などで勉強をしたいという生徒が少数。)
 今回の調査により、就職・進学かは決めているが、まだまだ具体的な進路までは決めていない生徒が多数いるということが判りました。進路指導室等と常にタイアップしながら、ひとり一人に合った進路を考えていくよう心掛けてまいります。

【卒業式代表者参列(2月24日(金):名古屋市民会館)】
 在校生代表として、各クラスから14名、計168名の2年生が1年生の代表者とともに卒業式に参列しました。
 電子科2年A組岡本浩輔君は、卒業式の送辞の中で、「明日からは、先輩方の意志を受け継ぎ、より良い、伝統と校風の香る学校になるよう、更に努力していく所存です。」と力強く送別のことばを述べました。

 
卒業式にて送辞を述べる岡本君   卒業式予行(校歌斉唱)

3学年
【予餞会 〜巣立つ者へのはなむけの会〜】
 卒業式を翌日にひかえた2月23日(木)、名古屋市民会館大ホールにて、本校を巣立つ3年生に対しての餞(はなむけ)の会として生徒会主催の予餞会が開催された。第1部の式典では学校長、保護者会長からの餞別の言葉のほか、平成17年度後期生徒会長、野村楊平君(W2A)から「先輩たちの伝統を受け継ぎ、奮闘努力します」と力強い言葉が贈られた。また、その後、三箇年皆勤賞・部活動功労賞など各種表彰が行われた。(下表を参照)
  第2部アトラクションでは式典とは一転して、和やかな雰囲気の中、『アコースティックアフリカ〜コラの響き』と題して、ママドゥさん(西アフリカ協和国)を招いて、西アフリカ伝統弦楽器やパーカッションが演奏された。ママドゥさんの楽しいおしゃべりと幻想的な音楽と歌、打楽器のリズムは場内から大きな拍手を集めた。
  最後に、3年生を代表して、高野健司君(M3D)から「長いようで短かった3年間でした。それぞれの進路で一生懸命に努力します」と決意が語られ、閉会となった。

予餞会での表彰者
全国電子工業教育研究会賞 W3A 早川   登 君
E3A 柄本   勇 君
東海地区電気教育研究会賞 W3C 草加 龍輝 君 
E3C 山田 智彦 君
東海地区機械教育研究会賞 M3A 加藤 敏久 君
3箇年皆勤賞(103名) 代表 M3B 川口 喜悦 君
奨励賞(22名) 代表 W3A 立松 裕將 君
部活動功労賞 M3E 嶋田 基志 君(バスケットボール部)
M3B 川口 喜悦 君(陸上ホッケー部)
M3C 柳   竜次 君(陸上ホッケー部)
M3F 古野  智也 君(陸上ホッケー部)
W3A 田中 優輝 君(囲碁部)

【万感の思いを込めて・・・校歌 〜卒業式〜】
 2月24日(金)、いよいよ卒業式の日を迎えた。会場は3年前に入学式が行われた会場と同じく名古屋市民会館大ホール。光陰矢の如し、あっという間の3年間であった。しかし、3年間の時間の重さは計り知れない。緊張した面持ちで卒業生が会場に入場すると、在校生、教職員、そして、会場を訪れた保護者の方々から温かい拍手が送られた。厳粛な雰囲気の中、式典は進み、卒業証書の授与では担任から卒業生一人ひとりの名前が読み上げられ、力強い返事がホールに響いた。その後、卒業生の前途に希望と勇気を与える学校長からの式辞、来賓の方々からの祝辞が贈られた。そして、在校生を代表して岡本浩輔君(W2A)から送辞が述べられ、それに対して卒業生総代の柳竜次君(M3C)から「情熱と目標をもって頑張ります」と力強い答辞が語られた。続いて、仰げば尊し・校歌が斉唱された。卒業生にとっては最後の校歌斉唱であり、万感胸に迫るものがあった。開式から1時間余り、会場を包む大きな拍手に送られ、455名の卒業生が本校を巣立っていった。会場の外でも、恩師と握手を交わしたり、記念写真を撮るなど、保護者の見守る中、名残は尽きないようであった。

答辞(抜粋)
 本日は私たちのために卒業式を挙行していただきありがとうございます。また、ご来賓の皆様におかれましてはご多忙のなかご臨席をたまわり、重ねてお礼申し上げます。さらに、理事長先生、校長先生をはじめご来賓の皆様よりいただきましたご祝辞は、社会に旅立つ私たちにとって大きな指針となりました。そして、心のこもった送辞を聞き、心安く母校を後にすることができます。

(中略)

 この三年間に思い巡らしますと、さまざまな場面が思い浮かびます。力の限り、体力を競い合った体育祭、知恵と創造力の祭典・文化祭、いずれもクラスメートの普段では見られない一面が垣間見えて友情の輪が広まりました。また、生徒会執行部で取り組んだ橘座。地域の方々と学校がふれあう機会になりました。そして、沖縄への修学旅行では、つきぬける青い空と、どこまでも続く透明な海の印象が脳裏に焼きついて離れません。他にも、部活動で知った勝つことの喜びと難しさ、そして涙。更に、資格取得では、自分の可能性を信じることの大切さを知りました。どれもこれも美しく輝く一生の財産です。

(中略)

 私たちが進む社会は、景気の上昇とはいいながら、拝金主義の風潮や「勝ち組」「負け組」という言葉で表される二極化、さらに少子高齢化や環境問題など多くの問題を抱えており不安は隠せません。しかし、どのような社会情勢であっても、私たちは目標をしっかりと持ち、行く手をふさぐ障害にひるまず一つひとつを勇気と無尽蔵の若い情熱で乗り越えてゆきます。そして、明るい未来のため、また、私たちの夢の実現を目指し努力を積み重ねていくことをお約束します。
 最後になりましたが、母校がますます発展しますことを、そして、後輩皆たちの大いなる活躍を祈念申し上げ、答辞の言葉にかえさせていただきます。
 ありがとうございました。

平成十八年二月二十四日
卒業生総代 柳 竜次

【はばたけ愛産大工高生】

バスケットボール部
愛知県高等学校新人体育大会(1月28日(土)〜2月4日(土):中村S.C他)
第3位
1回戦   愛産大工高  91−50 名古屋大谷高
2回戦   愛産大工高 112−67 明和高
決勝リーグ戦
愛産大工高  57−66 愛工大名電高
愛産大工高  80−68 岡崎城西高
愛産大工高  54−65 安城学園高
※以上の結果により2月18日(土)から行われる東海大会への出場権を獲得。

第19回東海高等学校バスケットボール新人大会
(2月18日(土)、2月19日(日):千種S.C)

ベスト8
1回戦   愛産大工高  95−71 日大三島高(静岡)
2回戦   愛産大工高  73−74 美濃加茂高(岐阜)


全国選抜大会3月25日(土)から始まる
陸上ホッケー部:高知県香美郡土佐山田町
‥‥1回戦 対北海学園北海高校(北海道)
少林寺拳法部:香川県少林寺拳法本部
‥‥原田崇史(電子科1年B組):1年生単独演武の部

雨天時も渡り廊下で早朝練習に励む、陸上ホッケー部選手たち

●陸上ホッケー部キャプテン、南大介(機械科2年F組)君から全国大会に向けてひと言
 12月23日(金)に行われた東海地区予選会で準優勝、2年連続3回目の全国選抜大会の出場権を獲得しました。3年生が引退し、新生チーム部員32名全員で掴んだ全国へのキップです。全国大会までに、ひとり一人の個性を引き出し、チームをまとめれるようキャプテンである自分に負荷をかけていきたいと思います。過去、この大会で全国ベスト8の経験があるだけに、まずは全国8強の仲間入りが目標です。皆さん、応援よろしくお願い致します。

 熱く抱負を語ってくれた南君。陸上ホッケー部は、2月25日(土)、26日(日)徳島県まで遠征した。強豪の阿南工業高校と練習試合を実施するなど、全国大会へ向けて着々とチームづくりを進めている。

 

【まもなく完成 伊勢山体育館】
伊勢山体育館
 1階2階が吹き抜けで柔道場と剣道場になり、3階より上部が体育館となっている。
また、1階2階には部室、2階には更衣室、シャワー室、洗濯(乾燥)室、など、運動競技に必要な施設やトレーニング室などが並ぶ。また、全館冷暖房が完備されており、さらに3階上部の体育館は、自然換気システムが天井上部に設置され、より快適な環境を提供してくれる。

 
外観1   外観2
     
 
玄関   部室
     
 
柔道場   剣道場
     
 
シャワー室   トレーニング室(予定)
     
 
体育館(3〜4階)   自然換気システム(体育館天井)

愛産大工高マガジン  発行:愛知産業大学工業高等学校
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