Vol.43 2006.3.28

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愛産大工高の情報をお届けします。 発行部数:308部
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目次
 

1.学校行事予定
2.Dig Into 記念日
3.各学年の様子
4.進路指導
5.生徒会便り
6.トピックス

 
行事予定
4月  5日(水) 入学式
(名古屋市民会館)
6日(木) 始業式
10日(月) 1年生健康診断
12日(水) 2・3年生健康診断
1年生オリエンテーション合宿(14日まで)
13日(木) 2・3年生遠足
16日(日) 情報処理技術者試験
17日(月) 平常授業開始
21日(金) 新入生歓迎会
(名古屋市民会館)
23日(日) 危険物取扱者試験
 29日(土) みどりの日

【4月20日は郵政記念日】
  1871年(明治4年)4月20日、イギリスから導入された郵便制度が発足した。
古代エジプト12王朝の時代から、信書を届けるという仕事を生業(なりわい)とする専門職があったことは広く知られているが、我が国では律令時代に唐から導入された駅(うまや)制がその起源のようである。ここで、その歴史について触れてみよう。
都のある京を中心に街道が整備され、駅(うまや)が設けられた。駅に備え付けられた馬を乗り継いで通信を行なったのが駅制である。

  鎌倉時代には、駅制が廃れ、公用便としての鎌倉飛脚、六波羅(ろくはら)飛脚が整備された。戦国時代には各地に関所が置かれ、領国間にまたがる通信は困難となった。江戸時代、飛脚は馬を使わず専ら、自らの足で走ったという。飛脚便には、公儀の継飛脚(つぎびきゃく)、領国と江戸屋敷を結ぶ大名飛脚、町人が利用した町飛脚がある。(江戸〜京の間を最速70日間で結んだという記録がある。)しかし、この飛脚制度には、いくつかの問題点があった。
・手紙のやりとりに時間がかかること。
・急ぎの用件を伝える手段がないこと。
・手紙が届いたか分からないこと。
  これらの問題点に着目し近代郵便制度を確立したのが、前島密(まえじまひそか)である。彼は、越後高田藩の士族の次男に生まれ、のち前島家の養子となる。江戸で、医学、蘭学、英語、航海術を学び1869年(明治2年)に明治新政府の民部省に入省、駅逓司(えきていし)の駅逓権正(えきていごんのかみ)に就任する。鎖国による文化の遅れを取り戻し、近代国家としての新しいシステムの導入を目指して西欧諸国を視察、たった一枚の切手を貼るだけで手紙が届くという郵便制度に驚き、英国の手法を導入した。1871年、郵便制度の成立をみて、飛脚制度は幕を閉じることとなる。
・1871年(明治4年)東京〜京都〜大阪間の郵便開始
・1872年(明治5年)北海道の一部を除き全国で郵便開始
・1873年(明治6年)郵便はがき発行・郵便の独占・料金は全国均一
・1875年(明治8年)郵便貯金開始
・1892年(明治25年)小包郵便開始
・1906年(明治39年)年賀郵便開始
・1911年(明治44年)速達開始
・1916年(大正5年)簡易保険開始

  郵政事業が発足して130年余り。今や250兆円の資金高を誇る郵便貯金制度のなりたちである。郵政の民営化が叫ばれる中で、郵便制度も進化と変革が求められている。    
しかし、前島密の郵便事業に対する熱き思いは、今後とも語り伝えられよう。


1学年
【人材が支える世界一・・・就職講話の開催】

トヨタ自動車(株)の東氏による講演

  「ものづくりを支える信頼は、優秀な人材が生み出すもの」とトヨタ自動車(株)の採用人事担当・東幸男氏。これは、「世界をリードする大企業に成長した原因は何ですか」という生徒の問いかけに答えたものだ。3月10日(金)、第一体育館で催された進路指導室主催による就職講話でのひとコマ。世界の最先端を駆ける企業の人事担当者からの力のこもった言葉に、1学年全生徒の注目が集まった。
  講演は他に、求められる人材として5つの項目があげられた。@挨拶のできる人A明るく元気な人Bルールを守れる人Cプラス思考の人D欠席・遅刻の極力少ない人。一方、心配されるのは、コミュニケーション能力の欠如と・体力の低下している高校生が増えていること。さらに、今後の学校生活への要望は、5分前の精神と 愛校精神を育てること。また、自立心を胸に社会情勢に敏感であること。そして最後に、国語・英語・数学の基礎学力の充実は何をするにも大切であると結ばれた。具体例をまじえた話の展開に場内は引き込まれ、貴重な時を過ごした。

  講演のあと、生徒から積極的に質問の手が上がると、すべてについて丁寧に受け答えがなされた。その一つひとつには、「優れた人材がトップブランドを生み出す」としたトヨタ自動車の企業スピリットが流れていた。徹底したムダの排除と効率向上への試み。そして、理想を可能にする人材開発への惜しみない情熱だ。

就職講話について語る進路指導室の豊島先生

  講演を聴いての感想文で「世界を動かす基準は厳しいことがわかりました。同時に、社員の可能性を開花させてくれる環境にあることもわかりました」また、「今、ものづくりの基本を学んでいます。実践との接点を教えてもらいました」「自分の仕事に誇りを持って働くことは、すばらしいことだと気づきました」「トヨタは憧れの企業。あと2年間、自分を磨いて、基幹産業である自動車製造関係の仕事に携わりたい」など、さまざまな反応が寄せられた。
いよいよ2年生。志を高くして、中堅学年へとステップ・アップしてくれることだろう。

【「ありがとう」の気持ちが約束する成長】
  毎年、3月になると床磨きと壁の汚れ落としがある。どのクラスも、一年間使用した教室をきれいに磨いて返す年度末の風物詩だ。担任と生徒が短縮授業のあと、腕まくりをして一斉に取り組む清掃活動がいつしか恒例になった。机を全て外へ運び出して、教室の隅から隅までを徹底して磨く。そして、17日の修了式の日には、どのクラスもピッカピカの教室で一年間に対して感謝のときを過ごすのだ。

  使ったあとは、次に使うひとのためにより美しくして届ける。この心は、毎日を楽しく健康で過ごせた教室に対しての恩返しでもある。「おかげさまで多くのことを学びました。ありがとう」の感謝の気持ちだ。心をこめて床も心も磨き上げる。
  報恩感謝と謙虚な心は、その人の明日の成長を約束してくれる。大切に伝えたい伝統行事のひとつだ

2学年
【知的障害者施設「あけぼの学園」への奉仕活動】
  小雨の降るあいにくの天気の3月10日(金)、機械科2年A組の有志25名と担任の宇野先生、生徒会執行部10名を合わせた35名が5つの班に分かれて、知的障害者の入所する施設「あけぼの学園」を訪れました。そして、掃除道具を片手に窓拭きや床磨きなど、清掃奉仕活動に汗を流しました。
  参加した生徒から「教室、廊下、厨房、風呂場の清掃と、テキパキと働きました。子供達が見ているということもあってか、普段の学校よりも丁寧に掃除をしました」また、「帰る際、バスの中までやってきて、園児達がお礼の言葉を述べてくれたことがうれしかった」と感想を話してくれました。

【姉妹校説明会(3月16日(木))】
  愛知産業大学、名古屋法律経済専門学校から広報担当の計屋・吉田の両講師が来校し、姉妹校に関する説明会が開催されました。内容は、大学・専門学校では何を学び、将来の展望がどのように開けるのか、また、生活費・入寮・生活環境・更には、入学金の特典制度について具体的な話がありました。
  「勉学する機会が与えられている」ことのありがたさ、報恩感謝については、毎日の誓いの言葉で唱和している通りです。改めて、自分の将来像について思いを巡らせる機会になりました。

3学年
【卒業生の数だけ、多種多様な人生】
  2月24日(金)名古屋市民会館大ホールでの卒業式から一ヶ月が過ぎようとしています。そして、卒業生の皆さんは間もなく始まる新しい環境への緊張と期待に胸を膨らませていることでしょう。
  就職者は、この春から社会人となります。多くの企業は4月3日(月)に入社式を予定しています。その後、研修が始まる企業が多いようです。また、一部の企業では3月末日から研修期間に入り、その後、入社式を迎える企業もあります。これからは学生だからという甘えは許されません。社会人としての義務と責任を果たして頑張って欲しいと思います。
  進学者は、入学の準備が進んでいることと思います。自宅からの通学者は新しい通学経路の確認や学習、親もとを離れ地方の学校へ進学する者は、寮や下宿の手配から生活用品の準備など慌しく時を過ごしていることでしょう。高等学校よりも高度な知識を手に入れ、自分を高め社会に雄飛して下さい。

  先日、母校に卒業証明書の発行手続きで訪れた卒業生(K君:機械科)に、卒業後の生活について聞いてみました。K君はトヨタ関連の会社へ今春、入社します。

Q.卒業したという実感はありますか?
  あっという間に卒業式が終わってしまって、少しあっけなかったような気がします。しばらくは友達といっしょに会館の外で話していましたが、「じゃあな」と別れて一人になった瞬間に卒業の実感がこみあげました。

Q.その後の生活はどうですか?
  自動車学校へ行ってました、免許が取れてほっとしました。3月の初めにクラスの仲の良かった友人4人で、九州へ卒業旅行に行ってきました。とても楽しい旅行でした。特に湯布院の温泉と別府の地獄巡りが印象に残っています。

Q.今後の予定を聞かせてください
  23日に会社の寮に移ります。バス・キッチン付きで二部屋(15畳)。そこに私一人というとても贅沢な寮です。その後、27日から入社前研修があって、4月3日が入社式、その後再び研修です。社会人となる不安もありますが、初めての一人暮らしが楽しみです。

  笑顔で語るK君は、本校を離れてわずか一ヶ月しか経っていないはずだが、話しぶりは自信にあふれています。人間としてひと回り大きくなったように感じました。

 

●平成17年度 進路のまとめ  (概要)

(1) 進路状況
進路先
電 子
電 気
機 械
詳細%
就職
45
67
148
260
57.1%
100%
  学校紹介
40
64
141
245
94.2%
自衛官
0
1
0
1
0.4%
縁故
0
0
0
0
0.0%
自営業
1
2
1
4
1.5%
その他(未定を含む)
4
0
6
10
3.8%
進学
63
32
100
195
42.9%
100%
  四年制大 学
27
14
44
85
43.6%
短期大学
6
0
9
15
7.7%
専門学校
27
17
44
88
45.1%
その他(未定を含む)
3
1
3
7
3.6%
卒業生数
108
99
248
455
100%

(2) 就職状況
業種
電 子
電 気
機 械
業種比%
詳細%
建設
2
5
5
12
4.9%
製造
28
51
115
194
79.2%
100.0%
  食料品
1
4
5
10
5.2%
鉄鋼業
4
2
8
14
7.2%
金属製品
0
5
7
12
6.2%
一般機器
3
8
24
35
18.0%
電気機器
1
1
3
5
2.6%
輸送機器
10
21
57
88
45.4%
その他
9
10
11
30
15.5%
運輸
1
2
8
11
4.5%
卸小売
4
3
6
13
5.3%
100.0%
  自動車小売
0
0
0
0
0.0%
その他
4
3
6
13
100.0%
サ ー ビ ス
5
3
7
15
6.1%
40
64
141
245
100.0%

※その他の詳細なデータについては、4月以降の「進路指導室」の 中で、分析して紹介します。

(進路指導室:豊島)

【コンピュータによる蔵書管理 (図書室)】
書物を読むということは、
      自己を改善する最良の方法である ─ソクラテス

  これまで続けたきた蔵書のコンピュータ入力が、一部の禁帯出図書を除いてほぼ完了した。導入されたソフトは、潟uレインテックによるスマート情報館。
  このほど貸し出し可能な図書の全てにバーコードが添付され、利用者コードの照会とともに、貸出しと返却が容易になった。既に、新着図書については夏休み以降から、コンピュータ処理を行ってきたが、いよいよ本格的に始動することになった。
  入力されたデータは、著者名・タイトルのほか、分類番号・出版年月日・出版社などさまざまな項目に及び、利用者による多様な検索も可能になった。

  図書室の一日平均の入室者数は、23.2(平成17年度の図書委員会・統計結果)。同委員会では、朝の10分間読書運動の提唱や図書だよりを発行して、読書推進の活動を積極的に行っているが、飛躍的な貸出し冊数の伸びにはつながっていない。
図書室の環境の整備は整いつつある。あとは、利用者の発掘である。「読書は精神の食物である」とは、哲学者であり教育者でもあった森信三先生のことば。一冊も本を読まない不読者に、どのように切り込んでいくのか。学級で、学年で、そして学校全体での方策は何か。新年度への課題である。

【はばたけ愛産大工高生】
全国選抜大会3月25日(土)から始まります。
  陸上ホッケー部:高知県南国市(南国スポーツパーク)
         3月26日(日)13時から 1回戦 対北海道学園札幌高(北海道)
  少林寺拳法部:香川県少林寺拳法本部
          3月25日(土) 1年生単独演武の部 原田崇史(電子科1年B組)
  
第5回マーチング&バトンステージ全国大会<3月26日(日)>
  マーチングバンド部:神奈川県神奈川県民ホール

 

【第9回橘座春公演のご案内】
  地域の多くの方々のご支援をいただき、橘座公演も今年で5年目をむかえます。
平成18年度春公演の予定が決まりましたのご案内いたします。この度は講演に中日新聞社論説委員の黒川光弘様、またお楽しみの落語は、落語界で今、最高に輝いている柳家花禄師匠にご出演いただきます。ぜひともご来場いただきたく、お願い申しあげます。

芸名 柳家花禄(やなぎや かろく)
師匠名 五代目(故)柳家小さん
前座名・二ツ目名 前座名・九太郎/二ツ目名・小禄
入門年月 昭和62年2月
出身地 東京都豊島区目白
剣片喰(けんかたばみ)
出囃子 お兼ざらし(おかねざらし)
プロフィール ・平成元年9月 二ツ目昇進 小禄と改名        
・平成6年3月 真打昇進 花禄と改名         
・平成6年度国立演芸場花形演芸会 金賞        
・平成6年度にっかん飛切り落語会 努力賞       
・平成8年度国立演芸場花形演芸会 金賞
趣味 ピアノ(クラシック・ジャズ)ブレイクダンス・Gショック収集


【初々しい顔が並ぶ新入生説明会】

  新入生説明会は4月に入学式をむかえる入学生とその保護者を対象に、本校の教育方針の具体的な取り組みについて説明を聞く機会である。

新入生説明会内容
・校長挨拶
・学習指導方針説明(教務科長)
・生活指導方針説明(指導科長)
・事務取扱説明(事務長)保護者のみ対象
・担任紹介
・クラス運営方針説明(担任) 
 など

説明会終了後には中庭で早くも、部活動の勧誘が生徒会の主催で活発に行われ、新入生は興味深く見入っていた。   

新入生A君の感想
「説明を聞くと、いよいよ高校生になるんだという実感がわいてきました。4月からがんばろうと思います。」
新入生B君の保護者の感想
「子供が自分で決めた高校ですので是非ともがんばってほしいと思っています。」

4月5日の入学式まであとわずか。高校生活の第一歩を無事に踏めるように、貴重な説明会となったようです。

愛産大工高マガジン  発行:愛知産業大学工業高等学校
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