Vol.59 2007.7.31

愛産大工高発行メールマガジンです。(月1回発行、購読料無料)
愛産大工高の情報をお届けします。 発行部数:328部
http://asu-g.net/tech/
info-tech@asu-group.net
目次
 

1.学校行事予定
2.CLOSE UP
3.各学年の様子
4進路指導室
5.生徒会便り
6.トピックス

 
行事予定
8月23日(木) 全校登校日
9月 1日(土) 体験入学・同窓会総会
3日(月) 始業式・避難訓練
 

【歳時記 〜季節の言葉〜】
 『歳時記』は俳句の季語を集めた用語集である。季語には日本古来の四季折々の習慣や風習、そして美しい自然が集約されています。歳時記によって日本の心と自然の関わりを確認することができる。

○『立秋(りっしゅう)』・・・8月(秋)
 夏休みを迎え、まだまだ暑さ厳しい日々が続く。しかし、歳時記の中では8月8日の立秋以降、11月8日の立冬までが秋となる。月でいえば8・9・10月がこれにあたる。そのため、夏の風物と思っていたものが、秋の季語に記されていることも多い。立秋に関連する語として、「秋立つ」「秋来る」「今朝の秋」「今日の秋」などがある。

秋立つや何に驚く陰陽師(蕪村)
ひらひらと木の葉動きて秋ぞ立つ(鬼貫)

○『朝顔(あさがお)』・・・8月(秋)
 早朝の爽やかさの中、赤、白、紺、絞りなど様々な彩りで色で美しく咲き、目を楽しませてくれる。夏の花と思われがちだが歳時記では秋の花。

朝顔に垣根さへなき住居かな(太祇)
朝顔は酒盛しらぬさかりかな(芭蕉)

○『西瓜(すいか)』・・・8月(秋)
 スイカは、昔は秋季のものであったが、外来種や栽培法の進歩と品種改良によって、出荷が早まった。近年ではハウスものが冬季でも店頭に並ぶ。

うり西瓜うなづきあひて冷えにけり(高浜虚子)
畠から西瓜くれたる庵主かな(太祇)

*上島鬼貫(うえしま おにつら 1661年 -1738年)
*炭 太祇(たん たいぎ 1738年-1791年)


1学年
【先輩から学ぶ】
期待のルーキー登場 〜1年生の部活動入部率56.3%〜 
 1学期が終了し、部活動の入部者数が報告された。1年生総数419名に対して、236名が入部している。入部率は56.3%。
 機械科1年A組では生徒数40名中36名が部活動に入部している。担任の岡野先生は、「A組は進学クラスです。でも勉強だけしていると思われたくなかったんです。クラスの生徒には、『部活動で色々な人と会える。そして様々な考え方を学ぶことが出来る。今しか出来ないことを大切に、自分を成長させるつもりで入部しよう』と呼びかけました。これからは継続していけるように声をかけていきたいと思います。」と語った。
 6月には運動系の部活動としてサイクリング同好会が新たに発足した。現在、会員が12名、1年生からは既に3名が入会している。
 部活動数は32部にのぼる。自分を活かし、成長させることの出来るフィールドは整っている。未入部の諸君。あとは、行動を起こすのみである。

毎日の努力が実を結ぶ 〜計算技術検定3級の合格者発表 〜  
 終業式を前にした7月18日(水)、高校生活に入り初めて取り組んだ検定:計算技術検定3級の合格発表が各クラスで行われた。クラスでは結果が発表されると、歓声があがった。1年生は、機械科の一部、部活動の生徒を除いた239名が検定に挑み、189名の生徒が合格した。合格率は79%に上った。昨年度の1年生の合格率73.3%を上回る好結果である。

 「検定試験の挑戦は、始めての経験。この機会に自らの可能性に挑戦してほしかった。みんな良くがんばってくれました」と学年主任の宇野先生だ。

 計算技術検定は、例年6月、11月の2回実施される。今回惜しくも合格できなかった人は、次回の11月に再チャレンジすることができる。
 資格・検定は何回チャレンジしたかを問うものではない。失敗を経験として取り込み、次にいかして合格することが大切だ。プラス志向の人にのみ、可能性の扉は開かれる。意欲的に物事をとらえ、今後も資格・検定受験に取り組んでもらいたいものである。

【クラス通信 エトセトラ】
 各クラスから随時発行されるクラス通信。そして、学年通信。家庭とクラスを結ぶパイプ役を担っています。各クラスの特徴ある通信を、順次紹介していきます。
●「第1学年通信2"歩み"」 〜学年通信〜
●「EW1Bだより」7月号 〜電気電子科1年B組〜

2学年
【体験によって養う職業観 〜インターンシップ(就労体験)〜】
STOP暴走族 〜中警察署講話〜
 7月9日(月)第2時限目、中警察署より、生活安全課少年係係長の近藤氏をお招きして講話をいただいた。内容は暴走族の撲滅を訴えるものであった。
 現職警察官から、事件の実例を示しての説明には説得力があり、生徒は真剣な表情で聞き入っていた。その後、「後悔〜切れた絆〜」というビデオを鑑賞した。このビデオは、元暴走族総長の少女にスポットを当て、消えることのない心の傷、また、立ち直りの難しさと家族や友人の支援の必要性を訴えかけた。
 期末試験を終えて、夏休みまで後わずかとなり、少々浮つき気味であった生徒達であるが、この講話を聞き、気を引締め直したことであろう。

体験によって養う職業観 〜インターンシップ(就労体験)〜
 インターンシップとは、生徒が企業に赴き、就労体験学習を経験すること。これにより、働くことの意義や厳しさ、楽しさなど身をもって体験しする。また、職業現場で働いている多くの職業人との触れあいや交流を通して、社会的なマナーを身につけることを目的としている。今年度は7月10日(火)から12日(木)までの3日間に、2年生を対象に実施した。受け入れて下さった46社の企業に、134名が赴き、この貴重な体験に参加することができた。(一部企業は11日(水)〜13日(金))

実際に参加した生徒の声を紹介しよう。

 緊張の3日間でした。何も分からずあたふたする私に、会社の方々は優しく接してくれました。また、たくさんの部品の山とそれをチェックする作業の大変さを体験し、働くことの難しさも感じました。 
(M科 K君 自動車部品企業での体験)

 学校生活とまったく異なる世界でした。時間に対しての厳しさ、言葉遣いや態度の大切さを知りました。私は就職希望ですが、まだまだ勉強だと思います。
(E科 T君 塗装関係企業での体験)

 仕事の大変さを知りました。しかし、実際に働いている社員の方々を見ると、もっと大変な作業を当たり前のようにこなしており、正社員はもっと大変なのだということも感じました。この体験を来年の進路決定に生かしたいと思います。
(W科 S君 機械部品企業での体験)

 多くの生徒の感想が、実際の就労現場で見たことや感じたことを、「貴重な経験だった」と感じてくれているようである。また、インターンシップを終えて、企業側からも多くの声が学校に寄せられた。その多くが、「一生懸命やってくれた」「挨拶がしっかりできた」「真面目に取り組んだ」など、就労姿勢に対して良い評価を与えてくれたものが多い。しかし、中には「積極性がない」「話をよく聞いていない」「言葉遣いができていない」など厳しい言葉もあった。率直に耳を傾けなければならない。

 社会において必要とされる、挨拶や言葉遣い、礼儀など、日頃の学校生活の中で、実践することで身につけて欲しい。

3学年
【日夜の努力で明日を創れ】 
 期末試験後の三者面談、会社見学を終えると就職希望者にとって、採用試験まであとひと月余り。まさにこの夏は正念場と言える。

 8月23日(木)の出校日には、履歴書と就職申込書を提出する。その後、担任作成の調査書を添えて進路指導室へ回覧する予定になっている。従って、就職希望者は、履歴書の下書き、記載内容の点検、清書に至るまで念入りな準備と努力を必要とする。加えて、出題される試験科目への学習(傾向と対策)、さらに、面接試験では、入退室の仕方、声の大きさ、姿勢、返答の内容をまとめておくことなど、備えるべきことには事欠かない。
 
 さぁ、人生の分岐点である。就職・進学にと揺れる3学年の様子を紹介しよう。
受験生・3年生の、明日はどっちだ?

【機械科N君の場合】
 機械科のN君は、最後まで進学と就職で悩んだ。求人状況が堅調な今年、鉄道関係の企業に応募することにした。学ぶことは嫌いではない。しかし、鉄道への憧れは幼い頃からの夢だった。数学の早朝勉強会に一日も休まずに出席して、苦手意識を克服しつつある。先輩からの受験報告書を丹念に読んで、一般常識の学習に力を注いでいる。

【機械科I君の場合】
 I君は、就職希望者の数学・早朝学習会に負けじと、学習支援室で自主学習を積んできた。変化する入試制度に対応できるように、各大学から既にバンフレットを集めてある。7月の上旬に始まるAO入試のエントリー。オープンキャンパスへの参加など、夏休みに入っても、しばらくは予定が詰まっている。AO入試、指定校・推薦入試の専願応募か、自己推薦や一般推薦の併願応募か、決断のときは迫っている。

【電気科Y君の場合】
 電気科のY君は、電気に関して最高峰の資格:電験三種の資格試験に挑戦している。夏休みも返上して取り組む覚悟だ。その資格を携えて某電力会社への入社を志望している。入学以来、部活動と勉強の両立を念頭に置いて努力してきた「がんばり精神」は、誰もが認めるところだ。試練を乗り越えて、一歩一歩、夢の実現に努力を続けている。

【電子科K君の場合】
 K君は、誰もが認めるスポーツマン。活発で発言力があり、クラスのムードメーカーでもある。K君は持ち前の積極性をいかして、自動車関連の大手製造企業を希望している。一時は進学も考えたが、兄弟が多くて経済的にもたいへんな家庭事情を考慮して就職に決めた。「体力は誰にも負けません。就職しても勉強します。先頭を突っ走ります」と意欲にあふれている。

【電気科K君の場合】
 2年生のときのシンターンシップ(就業体験)が、進路決定に影響を与えた例もある。K君は、自宅に近いことを理由に機械部品を製造するY社で研修した。3日間の就業体験がきっかけとなり、その年末のアルバイトにも声がかかった。堅実で思いやりの深いK君の人柄は、すっかり職場の人びとに浸透した。そしてこのほど、正式にK君はY社を志願しようとしている。

 就職希望者233名には、それぞれに夢があり、進路の選び方もまちまちだ。社会情勢、家族の期待と願い、本人の向上心、体力、適性、将来の夢など、多くのものを背負って、人生の決断をする。冷静に判断して、誤りのない進路の選択をしてほしい。

【クラス通信 エトセトラ】
 
クラスや学年で配布されたクラス通信、学年通信を紹介しよう。学校行事のお知らせから忘れ物注意の呼びかけまで、様々な情報の詰まった定期便である。教室の窓から参観するように、学級の雰囲気も伝えてくれる。
●「Be Aggressive」第5号 〜学年通信〜
●「寧静致遠」第4号 〜機械科3年A組〜

 

【選考基準は厳然たり】
 第1学期の期末試験が始まると同時に、進路指導室には求人票を携えて訪問いただいた企業の人事担当者で混雑した。郵送で届けられた求人票も数多く、今年度の求人動向について、好調な伸展を予感させた。
 
 7月19日までの集計で、来校会社数324社、求人会社数841社で求人数は1402名(うち、県外292人)に上っている。進路指導室は、「私たちもうれしい悲鳴です。採用人事の関係者と面談していても、求人に関する熱心なアプローチが伝わります。できるだけ希望に沿う優秀な生徒を送りたい」と期待をのぞかせる。トヨタ自動車を例にしても、昨年度3名の求人数に比べて今年度は7名と、大幅増だ。(その他の主な企業の求人数については、添付の資料参照)
 
 学年では、先日の23日に校内選考会が開催され、応募する企業についてほぼ出そろった。あとは、履歴書、就職申込書、また、学級担任からの調査書など、書類の完成を待つ状態である。一方、受験者は、昨年度の入社試験の出題傾向の分析と対策、面接の受け答えの練習など、準備を進める時期に入っている。夏休みに入っても、足しげく進路指導室に通う生徒の姿が見られる。

 「景気の高揚感とともに、企業の採用意欲は高まってはいるが、選考基準に満たない生徒に救いの手が差し伸べられることを期待してはなりません」と進路指導室では警鐘を鳴らす。「二次求人を出してでも優秀な人材を確保したいというのが本音では」とも。大手の企業ほど、厳しい選考基準は厳然としてある。夏休みに努力を重ね、合格基準を突破できるように自己を高めてほしい。 ●主な企業の求人数

 

【勇姿凛々  愛産大工高生】
野球部

第89回 愛知県高校野球選手権大会 〜愛知県予選〜 
<2回戦(シードのため)> 7月23日(月):瑞穂球場 14:00〜
    1   2   3   4   5   6   7   8   9  計
愛産大工高 4 2 1 4 0 1       12
名古屋大谷高 0 1 1 0 0 0       2

※6回コールド

 初回表、本校の攻撃、幸先の良い連打で満塁のチャンスになった愛産工ナイン。
期待の長距離砲・5番水野亮君の走者一層の満塁ホームランが飛び出し、一挙4点。名古屋大谷高校を突き放した。
 一方、背番号1番・エース若松君が安定したピッチングで大量得点を許さない。
打線と守備がかみ合ったチームワークを見せ、コールドゲームのかかった6回裏、最後のバッターを三振に打ち取り、初戦に快勝した。

・グランドのチームメイトを一生懸命応援する野球部員。そして、球場に駆けつけた本校マーチングバンド部員たち
・グラウンドの選手らに声援を送る山口君

・追加点となるヒットを放ちガッツポーズの4番笠井君

<3回戦> 7月24日(火):瑞穂球場 14:00〜

    1   2   3   4   5   6   7   8   9  計
半田東高 0 1 0 0 1 0 0 0 0 2
愛産大工高 1 0 1 0 1 0 0 0 × 3

 投手小林君の緩急をつけたピッチングで相手に競り勝った。初回、3回、5回と適時打により小刻みに得点し、接戦をものにした。観客席には、陸上ホッケー部の選手らも駆けつけ、熱い応援合戦を展開した。

<4回戦> 7月25日(水):豊田球場 12:40〜

    1   2   3   4   5   6   7   8   9  計
愛産大工高 1 0 0 0 0 0 0 1 0 2
中部大第一 2 0 0 0 2 1 0 0 × 5

 相手投手の速球に阻まれ、チャンスはつくるものの、あと一本が出ず惜敗した。6回途中、若松君からマウンドを任された2年生の松村君は、落ち着いたピッチングで相手を完封した。今大会の主力選手の多くは2年生。来年への期待がふくらむ。

 ご声援いただき誠にありがとうございました。

 

【奉仕活動の夏】
 財団法人・中部善意銀行の主催する夏のボランティア活動に44名が参加する。1年生11名、2年生4名、3年生29名で、愛知県下17施設へ奉仕活動に赴く。特別養護老人ホームや母子生活支援施設、知的障害児施設など、それぞれの施設で除草作業や盆踊りの手伝い、話し相手に汗を流す。
 先の中越沖地震をはじめ、善意の手助けを必要としている人々は多い。人の迷惑を顧みない人が増えたと懸念される昨今、献身的に奉仕する意味を学ぶ貴重な機会になるだろう。  (生徒会:木村剛)

【3本の橘(たちばな)】

可憐に花を開いた橘
可憐に花を開いた橘 (6月7日撮影)

 学名:citrus tachibana
  橘とは紀伊半島以西の地域の太平洋側に広く分布する日本原産のみかん科の植物であります。みかんの原種ということでは、沖縄で有名なシイクワサーと橘の2種類が、日本原産の柑橘種であると言われています。さわやかな柑橘類の香りが特徴で、この香りがいつまでも消えないことから「非時香果(ときじくのかぐのこのみ)」=いつまでも香りが消えない果実と、古代より言われていました。

「ニホンタチバナ」は初夏に香の高い白色の五弁の花が咲き、「ハナタチバナ」と称され、果実は冬に熟しますが、酸味が強く食べることはできません。しかし「アベタチバナ」は香りの良い皮を香り付けの食用にしていました。俗に言う「ミカン」のことだと言われています。
  江戸時代、第2代尾張藩主、徳川光友はこの「橘町」の名付け親である。光友は「橘町」の「橘」を、古今和歌集 夏139の題知らず、詠み人知らずの「さつきまつ 花橘の香をかけば 昔の人の袖の香ぞする」の一首から名付けたと言われています。

愛産大工高マガジン  発行:愛知産業大学工業高等学校
http://asu-g.net/tech/
info-tech@asu-group.net

メールマガジン『ESPLANADE』の登録にあたってお知らせいただいた電子メールアドレスは、メールマガジンの配信を行うために利用します。配信につきましては、本校より当該業務の委託を受けた業者(委託業者)において行います。委託業者は愛知産業大学工業高等学校が明示する用途のみに使用し、その委託業務を越えた利用はありません。

Copyright (C) 2002, aisandaikougyoukou All Rights Reserved.