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岡崎市果樹振興会が加工販売しているワイン、ジャム、スウィートソースのラベルを一新するにあたり、本学造形学部デザイン学科の学生27名が授業の一環としてラベルデザインを考案。去る7月11日、松坂屋岡崎店6階サテライトオフィスにて、選考会が実施された。岡崎市果樹振興会は地元岡崎市の主要農産物であるブドウを生産する農家66名により組織される団体で、ラベルの一新は販売促進と地場産業の活性化を目的として行われたもの。考案されたデザインは、6月15日から7月2日まで松坂屋岡崎店6階サテライトオフィスにて展示され、すでに消費者による一般投票も実施されている。選考会当日は、岡崎市果樹振興会会長の中根賢氏、岡崎市経済振興部長の鈴木保宏氏よりあいさつの後、本学造形学部デザイン学科長である杉田圭司教授も御礼と経過報告を述べた。杉田教授は、学生が実際の商品に関わる機会は少ないため非常にありがたい依頼だった、授業の一環として取り組めたのはいい機会であり、学生も一生懸命取り組んだ、予想以上にいい作品が集まったと自負している、と話した。その後、学生が1名ずつプレゼンテーションを実施。デザインの説明やアピールポイントをそれぞれ1〜2分程度行った。岡崎の特色を盛り込んだり、ブドウのイメージをアレンジするなど、アイデアが凝らされ甲乙つけがたい作品ばかり。およそ30分間のプレゼンテーション後、関係者による審議が行われた。審査員8名の票が入った作品の中で一般投票の多い作品にはさらに1票が加えられる。審議の結果、ワインラベルは出品ナンバー11番の菅野祐介さん、ジャムのラベルは6番の中園博之さん、スウィートソースのラベルは26番の新堀彩乃さんの作品に決定。岡崎市果樹振興会企画部長の柴田善彦氏より発表の後、感謝状が贈られた。ワインラベルに決定した菅野さんの作品は、岡崎のシンボルである藤の花とハクセキレイという鳥をあしらい、グラデーションを基調としてさわやかに表現されていた。杉田教授は岡崎の地域性が出ていて、千姫、竹千代の文字が入ったすっきりとしたデザインが良かったと講評。ジャムラベルに決定した中園さんの作品は、OKAZAKIのOから円形をモチーフにぶどう農園のツルをあしらったデザイン。繊細でジャムらしくブドウの絵が入っているデザインが評価されたと杉田教授。また、スウィートソースのラベルに決定した新堀さんの作品は、ブドウの円形をモチーフに少しずつ色を変えてリズム感のあるデザイン。教授は、特に「巨峰のしずく」というネーミングが振興会の評判を得たと話した。このあとラベルはそれぞれ杉田教授がデザインの微調整を行い、新ラベルとして印刷される予定。ワインは8月初旬頃、ジャムとスウィートソースは11月初旬頃からの販売開始が予定されている。選考された学生には新ラベルの貼られた製品が贈られるが、選考されなかった学生にも参加賞としてラベルを貼る前の製品が贈られ、自分のデザインしたラベルを貼ってくださいとのこと。最後に岡崎市果樹振興会、副会長の大黒弘市氏が、すばらしいラベルが決定して喜ばしい、今後はラベルに負けないようしっかり販売していきたい、と締めくくった。

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