造形学部 建築学科
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後藤 浩史 准教授

後藤 浩史の写真
後藤 浩史 准教授
体育方法学、体育施設学

後藤研究室

ゴトウ ヒロシ
筑波大学大学院体育研究科修士課程修了。東京都立高等学校教員を経て現職。バレーボール学会総務副委員長、東海大学バレーボール連盟常任理事を務める。著書に『スポーツ集団のマネージメント』『ライフサイエンス』など。

人とのコミュニケーションから得るものを、何よりも大切に考えている後藤准教授。学生たちのネットワーク(人脈)づくりを促すために、開学当時には1年生と2年生の懇親パーティを開いたり、県人会を発足して交流を深めたりしたこともあるという。とにかく多くの仲間を作りなさい、と学生たちに訴える准教授の言葉は、人間形成にも大きく影響する大学生活を意義のあるものにしてほしい、との願いから。ご自身も学会や様々なネットワーク(グループ)などに積極的に参加、様々な人間関係が仕事の幅を広げてくれているという。

スポーツ科学という領域の中で先生のご専門はどのような分野ですか。
所属は建築学科で、造形学部の一般の学生には、スポーツ(実技)・保健体育理論について教えています。現在、専門的に携わっているのは、主にバレーボールの方法学、いわゆる技術論や戦術論です。テニスやスキーなどに関しては、技術論など数多くの論述があるのに、バレーボールに関しては一昔前のものしか存在していない、日本におけるバレーボールの技術論・戦術論が確立していないと感じています。数多くのプレーヤーを観察してみると、一つひとつの動きが、運動の本質的な部分で、他のスポーツで論じられている技術論と共通する部分が多いことに気がつきます。戦術論も同様で、テニスとか、サッカー、アメリカンフットボールなど、空間(スペース)の利用や、予測と対応に関することなど、参考になることがたくさんあります。また、バレーボールはチームスポーツですから、チームマネジメント、スポーツ集団のマネジメントというのも大きな課題です。
バレーボールに関する様々な雑誌へ、執筆活動もされているそうですね。
きっかけは10年ほど前です。(有)バレーボール・アンリミテッドの社長とインターネットを通じて交流していたことから、『コーチング&プレイング・バレーボール』というバレーボール専門雑誌の編集委員を依頼されました。その後、同誌に掲載された記事をご覧になった『月刊バレーボール』の日本文化出版や、『月刊トレーニングジャーナル』のブックハウス・エイチディなどからも時折ご依頼をいただくようになったのです。内容については技術や戦術のほか、運動中の水分摂取の方法などについても執筆することがあります。本来の専門は、スポーツ選手のコンディショニングなのです。
最近では、日本バレーボール学会の記念出版「バレーボール100Q入魂」「バレーペディア」の執筆、編集にも携わりました。
月刊バレーボールの写真
月刊バレーボール8月号(2004年)
部活動を担当されていたり、校友会の相談役をお務めになっていたりと、学生たちとの交流も盛んなようですね。どのような印象をお持ちですか。
最近の本学の学生は、授業以外での大学生活に積極性が足りないように感じます。依存性が高いとでも言うべき でしょうか。また、自分の目で見、考えるといった訓練ができていないように思います。ですから私の授業では、実技でも講義でも、簡単なアンケートやレポートなど、考えたこと、思いついたこと、調べたことを文章で表現させるように工夫しています。文章で表現するいうことは、自分のなかで考えがまとまっていないとできません。些細なことではありますが、様々なことを考えることや、表現することのきっかけになってくれたらと願っています。
最後に、学生たちへのメッセージをお願いします。
皆さんにお伝えしたいことは、二つあります。第一に、学生時代に、幅広く多くの仲間をつくってください。ネットワーク(人脈)は財産です。その存在自体もさることながら、いろいろな人とのコミュニケーションから得られることがたくさんあります。第二に、身の回りの様々な物事を意識的に見ることで豊かな感性を磨いてください。受け身ではなく、能動的に生きるための術を、ぜひ身につけてほしいです。

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